- システム開発
コインパーキングのキャッシュレス化
- エンドクライアント
- コインパーキング運営会社様
- node.js
- Electron
- SQLite
プロジェクト概要
コインパーキングの運営・管理等を全国展開する企業様からのご依頼で、コインパーキングの精算をキャッシュレス化するためのハードウェア&システム開発をご依頼いただきました。
Web予約システムは既に構築されておりましたので、そこから情報をネットワーク経由でnode.jsにて取得、精算機に設置したハードウェア機器へと送信、SQLiteに保存を行い、その後、利用者が利用番号を入力することで、ゲートの開閉が可能となるように実装を行いました。
スコープ
- 基本設計
- 機能設計
- システム開発
- 課題・要望
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- Web予約システムで決済済みの利用者の情報を精算機で照合し、入出庫できるようにしてほしい
- 大量生産を視野に入れてほしい
- 導入後
- 予約システムのデータをゲート開閉デバイスに保持・更新を行うシステムをnode.js/Electron を使用し構築したことで、利用者がタッチパネルで番号を入力すると、ゲートオープンの信号が精算機内端子に送られ、ゲート開閉ができるようになりました。
利用者はWeb予約システムで決済済みのため、精算機でお金を支払う手間を省くことができ、スムーズな入出庫が可能になりました。
- コインパーキングの
キャッシュレス化の全体像
開発者の声
ハードウェアを伴う開発が初めてだったため、ゲート開閉のための電圧を流す等、物理的な部分に工夫が必要でした。その他、GPU、デバイスドライバの関係で、マイクロコンピュータとTFT液晶の相性問題もあり、検証の時間が必要になるなど想定外の事態もありました。
また、使いやすさと大量生産を視野にいれて機器を選定しなければならず、結果的に世間に広く普及しているものの方が量産する視点でも開発工数でも優れているという結論に至りましたが、常に試行錯誤の連続。
しかし、結合テストで実際にゲートが開閉するところを確認したときには、システム開発のみでは味わえない達成感を感じることができました。
プロジェクトメンバー
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基本設計、機能設計
- Y. Sega
- S. Hikida
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システム開発
- Y. Sega